腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石を含む尿路結石の定番のツボ療法です。あくまで応急処置です。
1. 特に「志室」がお勧めです。
①右図「腎兪」 (第二、第三腰椎棘突起間脊柱の傍、指2本)
背中から触れる第十二肋骨の先端を結んだ線になります。
「志室」 (腎兪の傍、指2本)
「志室」は次の方法で押します。
圧痛を探し、強めに体の中心に向けて内側に押します。一瞬激痛があり、鈍痛は残りますが、疝痛は治まります。
②右図「三陰交」 (内踝の直上指4本、脛骨の後縁)
足首から脛骨に沿ってこきあげていくとすこしくぼんでいるところに当たります。この場合も圧痛を探ります。
2. 日常的に押す反射区です。
右図「湧泉」 (足の五指を屈し足底中央の最も隅なるところ)
「副腎」の反射区 (湧泉の下のエリア)
「腎臓」の反射区 (足裏中央付近のへこんだあたり)
「輸尿管」の反射区 (「腎臓」、「膀胱」を結んだ線)
「膀胱」の反射区 (内踝の下、土踏まずのアーチ状の(踵骨、船状骨、第一楔状骨にまたがる)エリア)
「尿道」の反射区 (「膀胱」の反射区の直後から踵骨の上部内側の縁より下のアキレス腱付着部まで(女性は男性より短く施術する)