「体幹を整える、鍛える」ということはよく推奨されますが、私がその効果を実感したのはいつも行っているジムでの直径60cmのバランスボールを使ったプログラムです。どちらかというと腰部のインナーマッスルを鍛えるというものですが、確かにウエストは締まり、短期間で数センチ細くなります。当初はやりすぎたのか、平生の呼吸がしづらくなり、たまに深呼吸をせざるを得なくなりました。治し方があるかなと思って近くの病院に行きましたが、診断はつかず原因不明で治療法もありませんでした。一言言われたのは「やりすぎです」。おそらく横隔膜の疲れと考え、横隔膜の反射区及び腹腔神経叢の反射区に施術を行い、バランスボールも週1~2回程度に抑えました。その結果、症状は改善しました。
バランスボールは「体幹を鍛える」にはお勧めですが、家でやるにはかさばりますし、邪魔です。転げることを考えると危ない側面があります。そこで、安全で長続きする方法をまとめ、「体幹の養生」というページを作りました。脊椎及びその周辺部への対応です。
・椎骨の近辺よりも肩甲骨間に痛みがある人が多いです。その場合は拇指球の下、土踏まず部分もしっかり押し揉んでください。
・もう一つお勧めなのは「スワイショウ」という気功法です。手を縦にする方法と横回転する方法がありますが、双方ともお勧めです。