最近、その良さを実感しているのは手指のツボと手法です。ツボ、手法は、中国古来の経絡、気功法の捏五指法、韓国で創案された高麗手指鍼を基にしています。時間と場所を選ばず、手軽にできます。
自分が体験する最近の実感としては、
1.手足の冷えへの対処です。1年前の冬から薄着に挑戦しているせいか、手足が冷えます。いろいろなツボでの対処がありますが、手の各指を根元から先端まで、人差し指と親指で、または拇指球と小指球で挟みながら斜めの方向に押しもむ手法が一番よく効きました。なお、手の冷えは人差し指及び薬指を、足の冷えは(手の)親指及び小指を揉みます。
2.無理をしたせいか左手親指が腱鞘炎になりました。その対処です。左手親指は、左手薬指の第一関節が対応します。その関節及びその遠位(指先側)を爪、シャープペンシルの先(芯を出していない状態)でチクチクと刺激をします。もちろん、特効穴「陽谿」というツボにもピップエレキバンを貼ります。さらに加えて炎症を速やかに取るため、患部を取り巻く円の形でチクチクと刺激をします。いつの間にか痛みを忘れてしまいます。
自分への応用は以上ですが、すこし体系化して、「養生のツボ」として手指への手法も入れました。ぜひ参考にしてください。