膝の内側の痛み

加齢とともに膝の内側に痛みが出てくる人が多くなりました。私自身もそうです。慢性化し、すこし無理をすると痛みが出てきます。屈伸をしたときに膝が足の先端の方向より内側に入ることによる損傷が多いと思われます。

 

少し痛いときやだるさが出たときの治し方です。このときに処置をすると痛みが和らぎ、支障が無い状態になります。

 

いずれのツボもピップエレキバンを貼るかお灸がお勧めです。せんねん灸が手軽です。熱くなるまで壮数を重ねます。大体5壮ぐらいですこし感じるはずです。熱い場合はすぐ取り除くことがコツです。水疱になることを防ぐためです。

 

1. 「犢鼻(外膝眼)」 (膝の前面で膝の下にできるくぼみの外側)、「内膝眼」 (膝の前面で膝の下にできるくぼみの内側)

だるさだけでしたら、この二つのツボだけでも結構です。

 

2. 膝の内側に何かの拍子に痛みが走る箇所があります。その場所を覚えておいて、対象のツボとします。よく効きます。

 

3.  かなり良くなってきているものの、ある動きをした時、またある姿勢をした時に膝の痛みまたはこわばりが残っている場合があります。その場合のツボです。

大都」 (足の母指内側第一中足指節関節の前陥中)

太白」 (足内側、第一中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際)

 

ツボの図、位置は「膝痛」ページを参照してください。